SES業界の「多重下請け構造」を打破する—株式会社イズムが掲げるMVVとブランドについて

「SESではITエンジニアがスキルアップできず、使い捨てにされ、低賃金のために人生のライフイベントを経験できない」——。

現在のSES(システムエンジニアリングサービス)業界において、この課題は長年ありながらも、未だ解決に至っていません。
「人生のライフイベントが経験できない」は具体的には、給与が低い為に自分自身の生活で手一杯となり、結婚・子育て・家の購入などを経験できないことです。

イズムは、この課題に対して真っ向から挑み、エンジニアが幸せな人生を実現するために、SESとして「明確なポジショニング」と「再現性のあるビジネスモデル」を構築しています。

今回は、イズムが掲げるミッション・ビジョン・バリュー(MVV)と、目指すブランド像についてお伝えします。

1. イズムが目指すブランドとポジショニング

イズムが目指すブランド像、それは「Webシステム開発において高い技術力を有し、事業会社や大手SIerから一番信頼されるITエンジニアのプロフェッショナル集団」です。

日本のIT人材市場を俯瞰すると、一般的なSES企業の多くは単価平均55万〜60万円の領域(テスト・運用保守案件や多重下請け案件)に留まっています。
これはITエンジニアの平均年収からも推測されることです。

利益率を高めるために営業担当が少なく、場当たり的なアサインが行われる。
しかも他社との差別化の為に極端な高還元とする。
転職により一時的に年収が上がっても、営業が割ける工数は少ない為に、その後のキャリアアップが困難になるという悪循環が発生しています。

実はイズムも2021年以前には左下の領域にありましたが、明確なポジショニングを定義し、目指すためのMVV・ブランドを策定することで、現在は単価平均80万円(モダン技術領域・リモート案件率約70%)を実現しました。
将来的には単価平均100万円(DX推進・エンド/元請け案件)へシフトする明確な成長ロードマップを描いています。

2. イズムのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)

ブランド戦略の根幹をなすのが、イズムの経営理念(MVV)。
ブランドとは外部から「イズムとはこういう会社なんだ」と思われることで、MVVはその実現のために内部に向けた方針を指します。
MVVは言葉だけに終わらせず、日々の営業行動・評価制度にまで落とし込まれています。


【ミッション(社会的に実現すべきこと)】

ITエンジニアがスキルアップできず使い捨てにされ、低賃金で人生を幸せに送ることが難しいSES業界構造を変える

エンジニアの「給与」は「スキルの対価」です。キャリアアップを経て給与が上がることで、結婚や子育て、住宅購入といったライフイベントを安心して迎えられる環境を作ることが、私たちの社会的使命です。


【ビジョン(ミッションが実現した時の状態)】

多重下請け構造から脱却し、SES業界においてオピニオンリーダーとなる

一企業としての成長にとどまらず、最終的には業界全体の取引慣行やアサイン構造を変革する存在を目指します。
それはイズムを見た他のSESが真似をすることで、一人でも多くのエンジニアが幸せになれる社会の実現です。


【バリュー(大切にする価値観・行動指針)】

全従業員の物心両面の幸福を追求し、お客様に一番信頼される存在となる

物心両面の”物”は、待遇や収入を指しており、社員の生活レベルに直結するものでありますので他社に負けない待遇を目指すということ。物心両面の”心”は、人として何が大切なのかを考え、仕事や人生に生かしていくことで、豊かな人生を歩んでほしい、という思いが込められています。

3. スローガンだけに終わらせない「イズム独自のエンジニアファースト」3つの仕組み

多くのSES企業が「エンジニアファースト」を謳いますが、イズムではそれを実効性のある「制度」と「構造」にしています。

① ITエンジニア目線の営業目標設定(営業とエンジニアの目標を一致させる)

一般的なSESでは「営業のノルマ(とにかく案件に押し込む)」と「エンジニアのキャリアアップ」が衝突しがちです。
そこでイズムでは営業の評価と契約単価を連動させています。
営業は「単価アップ=エンジニアのキャリアアップ」を意識して案件を開拓するため、営業とエンジニアの双方の年収が同時に上がる構造です。

② 一人にしない社内グループ制度(キャリアアップを自己責任にしないこと)

「キャリアアップできるエンジニアとできないエンジニアの違い」に対する答えは、多くの場合「運よく良い案件に出会えたから」です。
この「再現性のなさ」を排し、社内でエンジニアをグループに分け、グループリーダーによるメンターとしてのフォローをします。

  • 目標管理シート: 現在のスキル、来年に至る目標(単価・工程・スキル)を定量化。
  • 四半期ごとの面談&月次モニタリング: 定期面談で進捗を確認し、軌道修正を行う&毎月の状況確認。

③ 商流の浅い案件を積極的に開拓(価値の高い現場を提供する)

商流が深い(二次請け・三次請け…)案件ほど、単価が削られ、下流工程になりがちです。
イズムでは法人営業経験者のみで編成された営業チームが、難易度の高いエンド企業・大手SIerへ直接アプローチ。規模が大きく、レベルの高い現場を提供しています。

4. まとめ:エンジニアの市場価値向上が、ブランド醸成に繋がる

イズムのブランド戦略は「優れたプロダクト(=高い技術力と意欲を持つエンジニア)を正当に評価される市場(=エンド・元請け案件)へ供給する仕組み」。

「エンジニアファースト」とは、エンジニアが自身の市場価値を高め、それに応じた対価を得て、人生を豊かにするための環境を提供すること、と考えています。

イズムはこれからも、多重下請け構造に挑み、SES業界のオピニオンリーダーとなるべく、成長を続けてまいります。

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